2021年12月20日
福祉の学問に強い淑徳大学の総合福祉学部に在籍する2年生・3年生に向けて、2限・3限の計3時間に渡り、講義をしてきました。
講義のテーマは、「NPO法人の活動を通じて福祉問題を考える」です。
2限目の前半は、私達の持続可能な法人組織の仕組みや活動内容、また、現在大きな地域課題となっている高齢者のおひとり様が抱える様々な問題に対する見守りや死後対応などのサポート事例を紹介し、最後にエンディングノートによるコミュニケーションの重要性をお話ししました。
後半は、講義を聞いた上で、2つのテーマに対し、3チームに分けてそれぞれディスカッションをしてもらい、各チームで発表をしてもらいました。
一つ目のテーマは「もしあなたが、都民シルバーサポートセンターに入ったらどんな活動がしたいですか」、
二つ目のテーマは「もしあなたが、地域で高齢者を見守るとしたらどんな活動がしたいですか」です。
社会福祉協議会での実習明けの生徒さんが多かったこともあり、何れのチームも活発に意見が飛び交っておりました。
発表内容も若い柔軟な発想による素晴らしいアイデアばかりで、私どもも非常に学びを得た時間となりました。
3限目は、ガラッと雰囲気を変え、近くのカフェで行いました。
前半は、2限目同様講義を行い、後半は学生さん達の自己紹介とご自身の進路について発表をしていただき、それに対する様々な意見や質問を交えて交流を深めてまいりました。
コロナ禍で様々な制限があり、不安が渦巻く生活の中、色々なご苦労があるかと思いますが、皆さんしっかりと前を向き、福祉の世界で活躍していきたいという想いが伝わりました。
その言葉は大変頼もしく、嬉しい気持ちになりました。
あっという間の充実した3時間。
このような貴重な機会を与えてくださった山下教授、そして真剣に講義を聞いてくださった学生の皆さんには心から感謝申し上げます。
ありがとうございました。
継ぐサポ