2021年11月27日
先日、住宅居住支援協議会のセミナーに参加しました。
住宅居住支援協議会とは、高齢者・低所得者・障碍者など、住宅確保要配慮者の安定的な住宅確保に向けて様々な活動をしている行政機関です。
セミナー内容は、「NPO法人日本地主家主協会による高齢者に対する賃貸環境問題」、「世田谷区地域包括支援センターによる見守り事業」、「世田谷区による居住支援事業のご案内」の三部構成でした。
大家さんの中には、孤独死や認知症などの様々なリスクを心配し、高齢者の受け入れに後ろ向きな方が多くいらっしゃいます。
それにより、高齢者の賃貸入居が非常に難しいという深刻な状況に陥っています。
その改善策として、何かあった時の少額短期保険や家賃債務保証、行政主導による見守り事業などの環境が少しずつ整備され、徐々に環境が整い始めているということでした。
また、団体や企業による「住宅居住支援法人(登録制)」が、安定的な住宅確保に向けてバックアップをしているとのことです。
しかし、まだまだ課題は山積しているようで、今回のようなセミナーなどを通して、支援してもらえる法人を募ったり、環境整備の協力を促しているようです。
私たちNPO法人都民シルバーサポートセンターも、この居住支援法人に登録し、住宅確保でお悩みになっている高齢者に対し、見守りや身元保証、高齢者施設への住替え支援などを中心に、一人でも多くの方をサポートしていければと考えております。
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