2021年11月6日

私の家族の介護の話 ~その1~


私の妻の祖母と母の話です。

祖母は現在95歳。20年以上前に夫に先立たれ、一人で生活しています。
母は、月に一度、祖母の生活をサポートするため、祖母の元を訪れていました。

祖母は、デイサービスも、娘からの干渉も好まないため、日々の生活はヘルパーさんに助けてもらいながら、なんとか生活してきました。

ところが、ある時、自宅で転倒し大腿骨を骨折、入院を余儀なくされました。
無事手術は成功し、老健(介護老人保健施設)に転院することができましたが、
医師からは、「今後、一人での生活は難しい。高齢者施設に入居するか、ご家族が介護するか、どちらかが必要になります」と言われました。

母は悩みました。
「これまで月に一度のサポートしかしてこなかった自分が、果たして連日連夜介護し続けられるのか」と。

今もまだ様々な悩みが渦巻いています。

高齢者施設への入居やデイサービスを好まない高齢者の方は多くおられます。
在宅介護を希望した場合、介護する家族は、初めての経験に大変戸惑います。

今後、私の家族の現状を報告していくことで、少しでも同じ様に悩まれているご家族の方の参考になれば幸いです。

継ぐサポ 信夫

 

都民シルバーサポートセンターロゴ
〒154-0004
東京都世田谷区太子堂5-16-9 太子堂壱番館1階
令和5年度世田谷区提案型協働事業実施事業者  
日本エンドオブライフケア学会会員  
東京都保健医療局「がんポータル」がん患者支援団体