9月30日に世田谷区の奥沢あんしんすこやかセンター(地域包括支援センター)でセミナーの講師をしてきました。

テーマは「将来に備える安心終活講座～こんなときどうするの？～」です。
65歳以上の世田谷区民の方を対象に、コロナ感染症対策の観点から、密を避けた定員15名でのセミナーとなりました。
将来の不安を抱えたご高齢の方が多いのでしょうか、定員はすぐに満員となりました。特に今回は男性の参加率が高かったことが特徴的でした。

講演内容は、「元気な時期」「サポートが必要となる時期」「認知症になってしまった時期」「終末期」といった、段階的に起こるさまざま問題に対する対策や予防についてお話させていただきました。
具体的には、遺言・後見制度・身元保証・死後事務といった内容を、事例を交えて説明いたしました。

講演後は、『友人に今日の内容を伝えたい』、『友人に紹介したい』、『お世話になるかもしれないので、その時はよろしくお願いします』というお声を頂戴しました。

私共の活動を通じていつも感じることですが、『どこに何をどのように相談したらよいか分からない』という高齢者の方が本当に多いのだと、改めて今回のセミナーでも感じました。
是非、今後も定期的な終活講座として開催していただき、私も講師としてご協力させていただくことで、少しでも多くの区民の方のお役に立てればと思います。

また、このセミナーを開催するにあたって準備してくださった、奥沢あんしんすこやかセンターの皆さま、奥沢地区社会福祉協議会の皆さまには、この場を借りて感謝申し上げます。本当にありがとうございました。

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