2021年9月25日
当法人で身元保証をしている方(Bさん)のご自宅に毎月一度訪問しています。
Bさんは69歳の女性で、視覚障害者でおひとり暮らしをされています。
Bさんは、以前はヘルパーさんの同行があれば金融機関でのお支払いなどもご自身で出来ていたのですが、腰の状態が悪化し、長時間の歩行が困難となりました。
そこでケアマネジャーからご相談いただき、1年ほど前に、当法人が金融機関での支払いや契約等をご本人の代わりに行えるように財産管理委任契約と身元保証契約を結びました。
財産管理を含め身元保証として毎月定期訪問では、これまでの人生や今後の生活についてのお話を伺いながらサポートさせていただいています。
最初はお話をしても反応が少なかったBさんでしたが、最近は楽しそうにお話をしてくれます。
Bさんはひとり暮らしが長かったため、自宅にこもるようになり、誰かに思いを伝えることが苦手になってしまったそうです。
そして徐々にマイナス思考に陥りやすくなり、何かを始めるにしても諦めがちになっていったと話してくれました。
これからしてみたいことを伺っても、「語学勉強をしたいが出来ないかもしれない」とBさんは諦めている様子でした。
そこで、私は月に一度の訪問ですが、コミュニケーションも取れて信用してくださっている実感がありましたので、思い切ってBさんに「やりましょう!」と伝えました。
そこから、少しずつですがBさんも前向きに考えられ、今では「パソコン、スマホ、電子辞書、アレクサ。どれを使って勉強しようかしら」と前向きな気持ちでお話をされています。
(アレクサ‼️先進機器は私も苦手なのでBさんの為に勉強中です、、)
時間はかかるかもしれませんが、勉強ができる環境へゆっくりとお手伝いをしながら、毎月1度、はけ口であったり、お茶飲み友達の関係としてこれからもBさんに寄り添っていければと思います。
継ぐサポ 相談員:M