2025年11月4日
理事長の信夫です。
私が遺言執行者に指定されている方の遺言執行が完了し、遺贈先である公益財団法人日本ユニセフ協会に寄付させていただきました。
故人に遺贈手続きが完了したことを報告するために、公益財団法人日本ユニセフ協会からの故人宛の感謝状を持ってお墓参りに行ってきました。
この方は生前、「自分らしく生きた人生だった、最期は在宅で看取ってほしい」とのご希望があり、入院先からご自宅に戻られた時に、担当ケアマネから私たちをご紹介いただきました。
遺言を作成されるにあたり、ご本人は、「自分が死んだあと、ケアマネにも、誰にも迷惑をかけたくない。それだけはお願いします。」と仰いました。
そのご意思に基づき、遺言と死後事務委任契約を公正証書で作成しました。
公益財団法人日本ユニセフ協会への寄付は、以前からお考えだったようで、ご自宅にパンフレットとシールを保管されていました。ご本人は「もしお金が残ったら、ここに寄付してほしい」と、そのシールを指さして私たちに託されました。
現在、社会的に孤立されている、「お一人さま」が増えてきています。その方々をご支援するには、行政、地域包括、専門家(士業)、民間企業などが協力していく必要があります。私は、これからも故人の想いを実現して参ります。
継ぐサポ 信夫

