2025年9月2日
都民シルバーサポートセンターが連携する一般社団法人日本医療介護事業連合会の理事として、
当センターの理事長と専務理事が、日本赤十字医療センター様の院内研修で講師を務めてまいりました。
研修は「おひとりさま患者の権利擁護とグリーフケア」をテーマに、
医師、看護師、ソーシャルワーカー、事務職員など、患者様に関わるすべてのスタッフを対象に開催されました。
会場とWebのハイブリッド形式で、約30名が会場に、そして多数の方にWebでご参加いただきました。
研修は、以下の構成で進行しました。
・講演(40分): おひとりさま患者に起こる問題、その解決に必要な社会資源、具体的な支援事例についてお話ししました。
・トークセッション(20分): 日本赤十字医療センターの医師・看護師、公証人、そして当法人理事長の信夫(行政書士)の4名で、おひとりさま患者支援について意見交換を行いました。
・質疑応答(10分): 参加者の皆様から活発なご質問が寄せられました。
講演中、参加者の皆様が熱心に耳を傾けてくださっていたのが印象的でした。
質疑応答では、「公正証書作成の際、本人の認知機能はどのように判断するのか」といった具体的な質問が挙がり、公証人の先生が事例を交えながら丁寧に回答されるなど、非常に有意義な時間となりました。
研修を通して、中島院長先生や副院長先生をはじめ、医師や看護師の皆様から患者様への深い配慮と、心ある医療を提供されている姿勢を強く感じました。
この研修が、おひとりさま患者様への支援意識向上や院内の多職種連携を深めるきっかけとなり、一人でも多くの方への支援につながることを願っております。
このような貴重な機会をくださった中島院長先生と、研修実施にご尽力いただいたすべての関係者の皆様に、心より感謝申し上げます。