2025年8月29日
先日、生前ご支援をさせていただいた方が眠る樹木葬に行き、手を合わせてきました。
その方は、病院のソーシャルワーカーさん経由でお会いした方です。
ご自身の命が残りわずかであると悟り、自分の代で先祖のお墓をしまい、自宅に近い永代供養付きの樹木葬に納骨してほしいという強いご希望をお持ちでした。
ご相談いただいた時にはすでに余命が短い状況で、「生きている間にこの思いは叶えられない」と諦めかけていらっしゃいました。
そこで、私たち都民シルバーサポートセンターと連携している、お墓じまいの専門団体をご紹介しました。
残念ながら、その団体との契約後まもなく旅立たれてしまいましたが、専門家の協力により、ご本人の強い思いは無事に実現できました。
お墓じまいと並行して準備を進めていた樹木葬に、きちんと納骨することができたのです。
ご本人から直接お気持ちを託されていた私としても、その後のご報告を兼ねてのご供養となりました。
実は、この樹木葬には1年ほど前に亡くなった別の支援者の方も眠っていらっしゃいます。
せっかくでしたので、その方のご供養もあわせてさせていただきました。
血縁関係はなくとも、何かのご縁で繋がった方々です。
生前だけでなく、ご逝去後も変わらずに思いを寄せ、これからも繋がりを大切にしていきたいと思います。
継ぐサポ