4月17日(木)の昼、ひろクリニック大森さん主催の勉強会で講師をしてきました。

ひろクリニック大森さんは、大田区・品川区全域で機能強化型の在宅療養を提供されているクリニックです。
連携する病院や介護居宅事業所向けに、毎月情報提供の勉強会を開催されています。

今回、私たち都民シルバーサポートセンターが担当した講座のタイトルは、
「社会的課題！老後のお一人暮らしは専門家へ ～制度のハザマになるお一人様の問題を考える～　(相続・遺言・財産管理・死後事務手続き)」です。

30分という限られた時間でしたが、後見制度に繋がらない認知機能がある方が直面する「制度の狭間」の問題に焦点を当て、その方々の老後に起こる様々なリスク対策についてお話しました。
具体的には、身元保証・死後事務・遺言などの社会資源についてです。

勉強会はWEBとリアルのハイブリット形式で行われ、約45名の医療・介護従事者の方にご参加いただきました。

時間の都合上、質疑応答の時間は設けられませんでしたが、講演後、リアル参加の方々からは「話が聞けて良かった」「都民シルバーサポートセンターのような相談先を知れて良かった」といった嬉しいお声を多数頂きました。

おひとりさまの増加に伴い、医療・介護従事者の方々のシャドーワークによる負担が大きくなっています。

このような状況を少しでも緩和できるよう、私たちは今後も専門職の方々と密に連携をし、おひとりさまの支援に繋がる情報発信を積極的に行ってまいります。

継ぐサポ