2025年2月4日
先日、東京都内のとある市で開催された「地域ケア会議」に参加してきました。
「地域ケア会議」とは、地域で起こる困難な問題ケースに対し、行政、地域包括支援センター、介護従事者、医療従事者等が集まり、個別具体的な対策を検討する会議と、個別ではなく想定される問題ケースに対して各関係者が対策を検討する2種類があります。
今回は後者の会議に私たち都民シルバーサポートセンターが講師としてご依頼があり、複雑かつ重複化するおひとりさま高齢者問題をテーマに、地域ケア会議が開催されました。
当日は、行政、地域包括支援センター、介護従事者、医療従事者の他、民生委員など約35名の方が参加されました。
会議の前半は、当団体が実際に解決した困難ケースのおひとりさま問題を事例として紹介し、皆で意見交換を行いました。
後半は1グループ6~7名の5グループに分かれ、各自の立場でどのような支援ができるかをディスカッションしました。
ディスカッションは30分の持ち時間がありましたが、あっという間に過ぎるほど活発に意見が出ました。
やはり、おひとりさま高齢者の問題は皆さんの関心が高く、これから何とかしていかなくてはいけないという気持ちの表れかと感じました。
私たち都民シルバーサポートセンターもまた、おひとりさま高齢者を支える支援者の皆さまの一員となり、私たちしかできない価値を生かし、問題解決のお役に立てるよう、今以上に頑張って活動する必要があると感じました。
継ぐサポ