12月5日に、私たちNPO法人都民シルバーサポートセンターとNPO法人都民空き家予防協会による合同主催の「空き家予防セミナー」が世田谷区民会館で開催しました。

本セミナーは、東京都、東京公証人会、公益社団法人東京共同住宅協会、一般社団法人全国介護事業者連盟の後援を受け、「空き家を作らない・予防する」ために、事前に備える方法や相談先を知ってもらうことを目的に実施しました。

高齢化・核家族化・少子化などの影響を受け、おひとりさま高齢者に起因する空き家が増えていることから、
今回のセミナーにはご自宅などの不動産を所有しているご本人だけではなく、ご本人を支援している方々にもお越しいただきました。

講演は3部で構成し、1部は「東京都の空き家担当」の方と空き家相談窓口の委託事業者である「NPO法人 空家・空地管理センター」様より空き家の現状や要因についてお話いただき、相談窓口のご案内と東京都作成の「空き家終活ガイドブック」のご説明をして頂きました。

2部では東京公証人会会長の齊木公証人より、法的観点から見た空き家の実態や問題点のご説明、遺言や死後事務委任契約の必要性についてお話して頂きました。

3部は、都民シルバーサポートセンターより、福祉の観点から見た空き家の実態と、空き家を予防するための具体的な対策についてのお話いたしました。

参加された皆様がとても真剣に聞かれていた姿がとても印象的でした。
アンケートでも【とても満足・満足】に100％の回答を頂きましたので、有益な情報提供ができたのではないかと評価しております。

また、アンケートで参加された方の多く方が【将来空き家になりそうで不安】と回答している事から、潜在的な空き家予備軍が多くいる事も感じました。

今後も引き続き、空き家予防の啓発活動として、定期的にセミナーなどを開催していこうと思います。

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