先日、ご支援をさせて頂き、ご逝去された支援者さまの相続人の方が、当団体に感謝の意を伝えたいという事で、都民シルバーサポートセンターの事務所にお越しになりました。

支援者さまとの生前の関わり方について色々とお話をさせて頂き、支援の内容だけでなく、趣味や性格、会話を通じて感じ取ったことなど、故人を思いながらお話いたしました。

当団体と支援者さまとのご縁は、第三者に死後対応を任せる「死後事務委任契約」と、ご逝去後に自身の想いを実現する為の「遺言」を公正証書で作成したいというご相談から始まりました。

婚姻歴のない支援者さまは、頼る先が兄弟しかおらず、その兄弟も遠方にいるため迷惑をかけられないとのことでした。

ご相談頂いた時点で、支援者さまの余命はある程度限られている状態でしたが、毅然と病と向き合い、周りに迷惑をかけたくないという強い意志のもと、公正証書の作成をしたことを強く覚えています。

残念ながら、それから間も無くしてご逝去されてしまいましたが、短い期間の中でも、私たちが感じ取った支援者さまの趣味や思考、大切にされている事などを最大限尊重し、ご逝去後の支援をさせて頂いたことが、相続人の方に強く伝わっている事を改めて感じました。

支援者さまにとっても、私たちとの出会いが良いご縁だったと確信ができましたし、このご縁のおかげで本当に幸せな方だったと思います。

遥々九州からお越し頂き、このような機会を頂いた相続人の方に改めて感謝申し上げます。

ありがとうございました。

継ぐサポ