2024年10月3日
先日、先祖供養とお世話をさせて頂いて亡くなられた方々のご供養も兼ねて、七面山という山に登ってきました。
この七面山は、山頂に近い平坦地に身延山久遠寺に属する敬慎院があり、身延山を守護する鎮守神として七面大明神がまつられています。
七面山は約2,000m級の山で、登詣はとても険しい山道で大変な苦行を伴いますが、その道程が修行の道であり、祈りの道と言われています。
片道4~5時間程度の時間をかけて登頂し、登頂後にご供養の為にお寺でお勤めをし、一泊した日の朝もお勤めをします。
また、この七面山から見える富士山はとても素晴らしく、ご来光は感動し涙が出てくるほどの絶景です。
登山前日、関東付近に台風が来ていたため、登山ができるかとても不安でしたら、山の麓に到着すると台風の影響は全くなく、天気も回復し、まさに登山日和でした。
いざ登山開始。
昨年もこの山に登ったのですが、とても過酷で、次の日は手すりをつかまないと階段の上り下りができないほどの状況でしたので、意を決してのスタートです。
山頂に行く道中、1~50丁目ごとにお稲荷さんがあり、そこに着くたび先祖や都民シルバーサポートセンターでご支援させて頂いた故人を想い、感謝とともに安らかである事を祈り手を合わせ、一つひとつ登っていきます。
今回は、一緒に登山した方のペースにも合わせてゆっくり登った為、約6時間かけての登頂となりました。
お昼少し前から登り始めたこともあり、登頂して間もなくすると日の入りとなり、その際の富士山の景色はとても素晴らしいものでした。
夜のお勤めを終え、次の朝。
残念ながら天気は曇りで、富士山からのご来光を見る事ができませんでしたが、朝のお勤めをし、支度をして下山します。
4時間程度の下山となりますが、下山の方が足にかかる負担は大きく過酷となります。
少し膝を痛めていた私は、それをかばっていたのか、逆の足がとても痛くなり、しまいには両足が痛くなってしまい、とても辛い下山となりましたが、これもまた修行。
人生山あり谷あり、この七面山では自身にとっての様々な学びとなり、そして改めて先祖やご支援させて頂いた故人を想う、とても良い機会となりました。
また来年もチャレンジしたいと思います。
継ぐサポ