2024年6月13日
先日、私たち都民シルバーサポートセンターが参画している「日本介護事業連合会 お一人さま委員会」の立場として、東京都都議会議員の後藤なみ先生(都民ファーストの会)の介護政策セミナーに参加してきました。
参加者は100名近くいましたが、ほとんどが介護事業関連に従事している方でした。
同じテーブルに座られた方も介護居宅事業を行っているなど、ビジネスケアラー問題の解決団体が集結していました。
セミナーでは、後藤先生の都議会議員になったきっかけや活動内容、最年少政調会長に就任して以降の施策実績などをお聞きしました。
後藤先生の一番大切にしていることは、所得や環境も含め、介護事業をより良く魅力ある職種にしていく事で、それが結果的に高齢者の豊かで安心した暮らしに繋がると考えていらっしゃると、私なりに理解しました。
中でも印象的だったのは、行政を相手に、国に先行してモデルケースとなるような政策を実現している事です。
例えば、一部にはなりますが、介護従事者に対する居住支援やケアマネジャーの更新費用の助成など、今すぐ助かるような施策を次々に実現しています。
政治家としてはまだまだお若いですが、とてもパワフルで現場によく向き合い、課題や問題に対して果敢に取り組んでおられる姿勢はとても素晴らしいと思いました。
今年度は、生活困窮されているお一人さまの身元保証や死後対応の問題解決のための予算が付けられたという事なので、どのような活用方法になっていくのか、注視していきたいと思います。
後藤先生のように、「介護の世界を良くしよう!」と頑張っている方を目の当たりにすると、応援したいという思いになります。
私ども都民シルバーサポートセンターも様々な形で介護業界の発展に協力してまいりたいと思います。
お誘い頂いた後藤奈美先生、ありがとうございました。
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