先日、一般社団法人日本承継寄付協会が運営する「承継寄付診断士」という資格の取得講座を受講しました。

この日本承継寄付協会は、高齢者がご自身の為にお金を使わず兄弟や子どもなどに相続し、
その受け取った方も高齢のためお金が社会に循環されずにまた相続を繰り返すことや、
兄弟相続で揉め事の種になっている現状を打開するために、遺贈寄付の文化を浸透させる活動をしている団体です。

この遺贈寄付により、社会にお金が循環し、相続人も自分の応援したい団体に遺贈寄付する事でご自身の遺志を残す事ができ、ご自身の為に生きたお金を残すことができるのです。

私たち都民シルバーサポートセンターが主にご支援をしているおひとりさま高齢者は、正にこの遺贈寄付を活用したほうが良い方が多く、ご自身のお金の使い方の一つとして遺贈寄付を知って頂きたいと思い、しっかりとした知識を習得するために、当講座を受講しました。

講座は、遺贈寄付とは～から始まり、倫理観、遺贈寄付先の団体活動説明、応答話法、接客ロールプレイング、接客技術など幅広い内容で、ほぼ一日がかりの研修となりました。

これからの活動を通じて、ご自身の為、そして社会の為に、一人でも多くの方にこの遺贈寄付を伝えて行きたいと思います。

継ぐサポ