私たち都民シルバーサポートセンターは、地域包括支援センター・介護居宅事業所・病院などで
年間50～60回程度、セミナー講師を行っています。

概ね週に1回は何処かでお話をしている頻度になりますが、
直近で1週間のうちに3回のセミナーを行うことがありましたので、
その時に改めて感じたことをお伝えしたいと思います。

その週は、「介護老人保健施設」「地域包括支援センター」「区の地域ケア会議」の3箇所でセミナーを行いました。

何れも医療従事者・介護従事者向けのセミナーで、
お一人さま高齢者にまつわる身元保証・後見・死後対応・資産承継などのお悩みに対し、
事例をもとに解決方法や予防策についてお話させて頂きました。

皆さんとても真剣に耳を傾けて下さり、講演後の質問コーナーでは活発な意見が出ました。

中でも、認知機能が低下した方に対し、
「後見の枠組みで進めた方が良いのか」「身元保証の契約で進めた方が良いのか」
というご質問が多く、現場では実に苦労されているのだなと感じました。

このようなケースは解決方法が一つではないため一概には言えませんが、
ご本人や周りの支援者の状況を考慮して、最善の対策を講じることが重要だと思います。

今後も、私たち都民シルバーサポートセンターは「民間の地域包括支援センター」となり、
幅広い知見や培った経験の中で、医療従事者・介護従事者の方々のお役にてるようつとめて参ります。

継ぐサポ