2023年11月7日
今年2月、私たちNPO法人都民シルバーサポートセンターの企画・主催で、
短編映画『うちげでいきたい』の上映会 第一弾を行いました。
『うちげでいきたい』は、高齢者の在宅看取りを描いた短編映画で、鳥取県在住の医師が監督を務めています。
そして4月に行われた上映会 第二弾は、公益社団法人東京共同住宅協会様より
「ぜひ私たちでもこの上映会を実施したい」というご相談があり、実現したものです。
東京共同住宅協会様は、賃貸物件の大家さんや地主さんに有益な情報を提供するなど、様々な相談窓口としてサポートを行っています。
昨今、大家さんたちの高齢化が進み、終活に対する意識も高まっています。
そこで、協会側が大家さんたちの終活のお役に立てればと私どもに相談があり、
上映会を実施することとなりました。
上映会当日は、映画本編と監督の解説を視聴していただき、休憩を挟んで、
NPO法人の立場から映画を通してお伝えしたいことをお話しいたしました。
主に、「家族に自分の想いを伝える事の重要性」と、
そのツールとして「エンディングノートと遺言の活用」についてお話ししました。
(当団体ではエンディングノートを「継ぐサポノート」と呼んでいます)
参加者の皆さまは、興味深く頷きながら聞いてくださっていました。
しかし、このようにご自身の終活に高い関心を持っている方はまだまだ少ないように思います。
終活を始めたくても何をしたら良いのか分からない、
分かったとしても、どこに何を相談したらいいか分からないという方が多くいらっしゃいます。
今回のような企画やセミナーを通じて、私ども都民シルバーサポートセンターの活動を知って頂き、ひとりでも多くの方が元気なうちから終活を始められることを切に願います。
継ぐサポ
※上映会第一弾チラシ