2023年10月31日

エンディングノートの重要性を感じた出来事【ご一読ください】


最近、改めてエンディングノートの重要性を感じています。

私たち都民シルバーサポートセンターでは、オリジナルで「継ぐサポノート」という名のエンディングノートを作成しています。
「エンディング」と言うと少し後ろ向きな言葉でもあるため、前向きな言葉として「次世代に大切な想いを継ぐ」という意味を込めて「継ぐサポ」と名付けました。

何故エンディングノートが重要かというと、もちろん自分自身のためでもありますが、残される家族や身の回りの方にとっても、とても重要な情報が詰まっているからです。

ご本人と残される方たちの双方にとって大切な情報として
・趣味や思考
・終末期の医療行為(延命治療など)
・亡くなった時に知らせたい相手
・葬儀の仕方や供養の仕方
・取引銀行や加入している保険、購入している株や証券(資産情報)
・自分の財産を誰にどのくらい遺したいかという想い
があります。

これにより、ご本人の意向が反映しやすくなり、残される家族も判断に困りません。
また、死後対応の中で最も大変な「資産の現状把握」が容易となります。

先日、死後対応を手伝ってほしいと相談を受けた時、まさにその重要性を感じました。
まず連携の士業を紹介し、その士業が資産の現状把握を始めたのですが、亡くなられた方には同居人がおらず、エンディングノートもありませんでした。
ご自宅の中もゴミがあふれ、資産の現状把握をするのにとても苦労したと聞きました。

ぜひ当団体の継ぐサポノートを使って、ご自身のためにも、残される家族のためにも、想いを書き記していただければと思います。

継ぐサポ

 

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