2023年9月18日
先日、誰もが知る都内で有名な急性期病院様で勉強会を実施いたしました。
勉強会を開催するきっかけは、同病院に入院されていた「おひとりさま高齢者の患者様」を、私どもが支援したことでした。
そのことにとても意義を感じてくださり、「他のスタッフにもこの支援内容を共有したい」と、勉強会の場を設けてくださいました。
当日はリアルとオンラインのハイブリット形式で勉強会を実施し、
医師・看護師・ソーシャルワーカーなど総勢40名ほどの医療従事者の皆さまにご参加頂きました。
医療界においても、少子化や核家族化の影響を受け、周りから支援を受けられない「おひとりさま高齢者の患者様」が増えています。
それにより、医療の枠組みを超えた支援が必要となる場面が増え、今後どのように関わっていくべきかが課題となっています。
おひとりさま高齢者の方が安心して老後を送ることができるよう、医療従事者として今後どのように関わっていくべきかを考える機会として、今回の勉強会は行われました。
・緊急連絡先や身元引受けを担う身元保証人のこと
・第三者による死後事務のこと
・スムーズな資産承継に向けた遺言のこと
などについて、実例を元にお話しさせて頂きました。
皆さんとても熱心に聞いて下さっていました。
中でも、看護師の方より、
「2025年に向けた地域包括ケアシステムの構築が本当に実現できるのかと不安に思っていたけれど、都民シルバーサポートセンターさんのような活動団体と連携することでそれが実現できると確信が得られました。
本当に霧が晴れた思いです。」
と言って頂いたことが、とても印象的でした。
正に、私どもが目指している価値そのものだからです。
今後ますます、当団体のような活動団体と医療がしっかり連携していく必要があると強く感じました。
また、私たちと同様に医療従者の方々も、心のこもった高齢者支援を行いたいという想いの強さを感じられた事も嬉しかったです。
こうしてあっという間に1時間が経過し、とても充実した時間となりました。
大変お忙しい中、このような貴重な機会を作って頂いたこと、そして多くの方にご参加頂いた事に心から感謝申し上げると共に、今後の更なるご活躍にエールを送りたいと思います。
本当にありがとうございました。そして、共に頑張りましょう!
継ぐサポ