先日、当団体にひとり暮らしが不安な利用者様のご相談があり、世田谷区の居宅介護支援事業所の給田介護保険サービスのケアマネジャーさんと一緒にご自宅を訪問し、状況の確認を行いました。

訪問した高齢女性はひとりでの生活に支障があり、親族も疎遠。筋力の低下や意欲の低下により、食事作りや片付けがおっくうになっていました。
外出するのも支援がなければ困難な状況ですが、介護サービスを拒否し、買い物や銀行にも行けずに不便な生活を送られていました。

このままでは自宅での転倒や火の不始末の危険性もあり、安否確認の観点からも施設入居をご提案しました。
ご本人も施設への入居には前向きで、施設見学を経て、約一ヶ月間の入居が決定しました。

その後も入居を継続され、約二ヶ月が経った頃には、1日3食とおやつによる栄養補給で顔色や目の輝きが改善され、歩行も杖が要らないほどに体力がつきました。入浴も職員さんが手伝ってくださっているとのことで安心です。

給田介護保険サービス様からは、私たちNPO法人が「迅速な対応と専門的な知識で支援したことが命の危険から守った、他のケアマネさんたちにも紹介したい」と有難いお言葉を頂きました。

これからもケアマネさんとの連携を密にとり、利用者様にとってより良い支援を判断し、命を守っていく団体でありたいと思います。
後日、給田介護保険サービス様には感謝状の贈呈を行いました。ありがとうございました。

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