コロナの影響で法要や納骨が出来ず、ご家族の遺骨をお寺に預けたままになっている方がいらっしゃいました。
その方は当団体でサポートさせて頂いている方で、先日、そのご遺骨を数ヶ月ぶりに納骨するお手伝いをしてきました。
その方は体調が悪く、お寺への訪問が数年ぶりとのことで、久々に目にする敷地内の蓮の花などにとても感動されていました。
また、電話でのやり取りだけだった住職との再会も果たせ、「やっと親孝行ができた」と喜ばれていました。

納骨を行うにあたり、石屋さんへの手配やお花屋さんへの注文など、ご利用者様だけでは難しいことから、様々な支援をさせていただきながらこの日を迎えました。
支援内容も特別ではありましたが、ご利用者様と関係各所との調整・発注などを通じて、この支援の奥深さを痛感しました。

今後おひとりさまが増えると、葬儀・死後対応・永代供養・お墓じまい・納骨先の選定など、様々な課題が出てきます。
コロナ等の予期せぬ事態も考えていかなくてはなりません。

今回の支援を通じて、NPO法人だからこそ出来る『寄り添う支援』の重要性を感じました。
今後も葬儀業界や神社仏閣と連携しながら、支援の幅を広げていきたいと思います。

継ぐサポ