2022年11月24日
11月12日に開催された、目黒区西部包括支援センター主催のセミナーに参加しました。
テーマは「当事者の声を聴き、症状への理解を深め、共に生きる社会を目指す」です。
世田谷公園前クリニックの名誉院長の長谷川先生や高次機能障害の当事者、目黒区と大田区の家族会の方々、病院のソーシャルワーカーが壇上されました。
長谷川先生から脳の機能や高次機能障害の各障害の症状についてお話を伺い、障害には種類があり、共通するものはあるが違いがあるということがよく理解りました。
生生のお話の中で、「障害がない人はある人の感性が分からない。寄り添うと言っても本人の考え方や気持ちをどれだけ理解できるかが重要。仕事の中に生かせるか、生活の中で生かせるかがポイント」とおっしゃっていたのが特に心に残りました。
私の業務や日常の中でも同じ事が言えると思いました。
相談頂いた方に向き合っているか、その方を理解しようとしているかを見つめ直す良い機会になりました。
また家族会や当事者の方々の話に涙が出そうになりました。(一緒に参加した者は涙ぐんでいました、、)
当事者の方々は、皆さん出来ない事が多く将来の不安を感じながら頑張っていました。そしてとても前向きに生きていました。
最後にブログを読んで頂いてる方にお伝えしたい当事者の言葉です。
当事者本人と家族にとって、支援者やその周りの人は「一筋の光」
その方達にお願いしたいのは「伝える・褒める・感謝」
今回のセミナーは今後のご相談や自分自身にとって大きな転機となるものでした。
セミナーを主催された目黒区西部包括支援センターの皆さま、長谷川先生、当事者の皆さま、家族会やソーシャルワーカーの皆さま、この様な機会を頂き感謝致します。
年1回このセミナーは開催されていますので、多くの方に参加頂きたいと思います。来年の開催が楽しみです。