2022年6月7日

連携企業からの寄稿 [ 安心・安全な住宅へ ]


消費者庁によると、令和3年3月末までの6年間に発生した高齢者による転倒事故情報は 606 件で、そのうち約半数の 299 件が住宅で発生しています。

自宅でなるべく過ごしたいと思っている高齢者の方が多い中、安全で・安心できる快適な暮らしの為にも、ご自宅のバリアフリー化はとても有効です。

数年前、私の祖母は自宅のわずか3cmほどの段差に杖が引っ掛かり転倒しました。
深夜での出来事でしたので、たまたまトイレに起きた祖父が発見し、救急車で病院へ。
骨粗しょう症だった祖母は腰の骨を圧迫骨折し、3か月間の入院となりました。
早く家に帰りたいとずっと言っていた祖母の為にも、入院期間中に事故再発防止の為に玄関・廊下・トイレに手すりを付けたり、段差を無くすなどのバリアフリーリフォームを実施しました。
もっと早くからバリアフリーを取り入れておけば良かったと祖父は後悔していました。

私にとっては段差とも思わない廊下と居室の段差。
高齢者にとっては命取りになってしまう事もあるんだと、とても感じた出来事でした。

バリアフリーリフォームは助成金・補助金等を活用することで費用を抑えることも可能です。
一人でも多くの方の安心・安全な生活をサポートできるよう様々なご相談にも対応しておりますので、お気軽にご相談下さい。

 

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