2022年4月12日
都民シルバーサポートセンターでは、高齢者の施設入居の相談もお受けしていますが、先日次のようなことがありました。
一人暮らしをしている高齢者の方が家賃の滞納から訴訟問題となり、賃貸の自宅から出て行かなくてはいけなくなりました。
当法人で住み替えのために次の住居探しや施設入居の準備をお手伝いしていたのですが、その方は資金面も厳しく洋服を購入するお金もないとのことでした。
そこで、月に一度バザーを行っている「一般社団法人寺子屋いづみ」さんに相談し、地域住民や社協さんのご協力のもと衣類をご提供いただくことになりました。
頂いた衣類は、コートやマフラー、パジャマ、下着、靴下など、どれも新品やそれ相当のものでした。
地域の皆様のご厚意で、施設入居やこれからの生活の用意が出来ました。
寄付して頂いた方、そしてご協力頂いた「一般社団法人寺子屋いづみ」さん、
本当にありがとうございました。
今回の件を通して、困っている人をどのように支援していくか、地域団体としての役割を再認識しました。
『地域住民のお困りごとを地域で解決する仕組み』を構築していくことが、地域共生社会の実現へとつながります。
今後は、第4土曜日の「寺子屋バザー」で高齢者の相談窓口を開設します。『ちょっとお話したいな。相談したいな』をお気軽に受け付けています。
さあ地域に出かけて、つながりましょう。
継ぐサポ