NPO法人都民シルバーサポートセンター

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高齢者施設での看取り

私が担当した身元保証の利用者の方が先日ご逝去されました。

私どもが身元保証のご相談を受けた時は既に高齢者施設にご夫婦で入居されており、お互いに身元保証人となっていました。
入居後ご主人が病気になり、ご親族も働いているので緊急時の対応が難しいとの事で、当団体で身元保証をする事になりました。

身元保証を開始して間もなくご主人は緊急搬送され、私は搬送先に駆けつけ入院の手続きを行いました。
その後10日程で退院となり、退院手続きを行い病院から施設にご本人と戻ってきました。
施設に着くと施設のスタッフの方が「おかえりなさい」と声をかけ、手際よく検温や血圧、状態の確認等を行いました。
それと共にご本人の好きなクラシックのCDを流し始めました。
この方にとって、今はここが家なんだなと感じました。

それから暫く経ったある日の深夜2時頃、施設の看護師の方から、「朝まで持たないかもしれない」と連絡がありました。
無事朝を迎えることが出来ましたが、その日の午後ご逝去の知らせがありました。
ご親族にご連絡をすると共に、私どもで葬儀屋の手配をし、ご親族には是非施設にいる間にご本人に会って頂き、奥様に寄り添って頂くようにお話しました。

ご主人のお部屋で奥様とご親族で最期の別れをし、玄関でお見送りの準備をしていると、多くの施設スタッフの方が集まってきました。
ご本人が葬儀屋の車に乗り施設を出るまで、奥様、ご親族、施設のスタッフの方で黙礼を捧げました。
そして奥様が施設に戻っていく間、そこに居た施設の方全員が奥様に黙礼をしていました。

私はとても静寂に包まれた慈愛に満ちた時間を感じ、施設で看取られて亡くなるのも良いなと思いました。
奥様とご主人のそれぞれのお気持ちを大切にし、健やかにお過ごし出来るように気遣いされている施設の方々の姿をみていると、亡くなられたご主人も奥様のこれからの生活を支えてくれる人がいると安心されたのではないでしょうか。
私どもも奥様を支える一員として、ご主人の為にもこれからもサポートを続けていきたいと思います。

「一人で死にたくない」
「最期までいれる施設がいい」などのお話を伺いますが、
このブログを通じて、高齢者施設での看取りがどういうものか少しでも伝われば嬉しいです。

継ぐサポ 内山

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