NPO法人都民シルバーサポートセンター

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認知症の母と家族の話②

当団体スタッフの家族の話です。

<②施設入居後の母>

母がホームに入居しました。
私が帰省するタイミングで、父と一緒に母の顔を見に行くのが習慣になりました。

ホームに入居した母に初めて会いに行ったとき、

急ぎ足でこちらに向かって来る母
家族の顔を見て嬉しそうにする母
私たちと一緒に自宅に帰ろうとついてくる母
残されることに不安そうな母

そんな母を見て、涙が止まらなくなりました。

母がホームに入居したのは、64歳で、ホーム内最年少でした。

食事ができる、トイレができる、着替えができる、なんでも一人ででき、足腰もしっかりしているため、お母さんの部屋は一番遠いところにあるんですよと介護士の方が教えてくれました。

母がホームに入居した寂しさはありましたが、ホームで見てもらえる安心感、そして介護疲れから解放され、笑顔が増えた父を見ていると、これで良かったと心から思うことができました。

しかし、若い母にとって、アルツハイマー型認知症の進行は早く、できないことが増えていきました。

大好きだったテレビにも興味を示さなくなり、失語症になり、私たち家族がホームに行っても、家族だと認識できなくなりました。

それでも、定期的に会いに行き、母を怒ってばかりだった父も、笑顔で母に話しかけていました。

穏やかな父と母の関係。
在宅介護だと決して見ることができなかった2人を、ホーム入居によって見ることができ、嬉しい気持ちでいっぱいでした。

つづく

前回の話「認知症の母と家族の話①」

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